弊社が2014年にお手伝いしたワークショッププログラムの実施報告書を、千葉大学様よりいただきました。
このワークショップは文部科学省が助成する千葉大学の「大学の世界展開力事業ー大陸間デザイン教育プログラム(code)」の一環として実施されました。同プログラムは世界で通用するデザイナーを育成することを目指しています。今回は千葉大学とポルトガルのIADEクリエイティブ大学という2つの大学と、浜野製作所が参加しました。大陸を隔てた大学の学生が千葉に集まり、「金属加工技術を活用するデザイン提案」に取り組みました。
浜野製作所は金属加工における知識と、製造に関するアドバイスを提供いたしました。プログラムの成果として、「紙と金属を組み合わせた照明」や「冷たい料理と温かい料理を同時に盛り付けられる皿」などの面白い製品が生まれました。製品として実現可能なデザインをするには、座学の知識だけでなく製造の現場でものづくりを体験することが重要です。こういった取り組みを通じて、弊社もデザイナーの教育に貢献したいと考えています。