江戸っ子1号の深海8000メートル耐圧加工技術を応用して、千葉大学が進めているニュートリノ観測プロジェクト「IceCube」の検出器の一部を製作いたしました。

江戸っ子1号の深海8000メートル耐圧加工技術を応用して、千葉大学が進めているニュートリノ観測プロジェクト「IceCube」の検出器の一部を製作いたしました。

今回、ご依頼をいただいたそもそものきっかけは、「江戸っ子1号」の深海8000メートル実験成功のニュースをたまたま見ていて、「深海8000メートルが大丈夫なら、南極の氷中数千メートルもいけるだろう」ということ。

実際、研究分野は全く異なりますが、製品自体は、意外と共通点が多く、驚きの連続でした。

それでは、今回製作させていただいた検出器の一部をご紹介いたします。今年にかけて南極での実験が控えているとのことですので、是非ともニュートリノ観測プロジェクト「IceCube」にご注目ください!

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検出器のキャップ部品。マシニング加工にアロジン処理を施しています。

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検出器の蓋。マシニング加工にアロジン処理を施しています。

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検出器機構部品の一部。旋盤、マシニング等の機械加工にて製作しています。

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特殊なアルミパイプに組み付け後の様子。

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検出器のサンプルイメージです。

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今回ご依頼いただいた千葉大学でニュートリノ観測プロジェクトを率いる吉田滋准教授と石原先生を交え、記念撮影をさせていただきました。

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ニュートリノ観測の裏側を見学させていただきました。

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ニュートリノが検出器を通過すると、写真のように光線で通知されます。

東京中小企業家同友会 文京支部 第36回支部総会にて「逆境の中で生まれた経営理念 〜そして、産学連携で開発した江戸っ子1号〜」のタイトルにて記念講演をさせていただきました。

2014年4月21日、東京中小企業家同友会 文京支部 第36回支部総会にて「逆境の中で生まれた経営理念 〜そして、産学連携で開発した江戸っ子1号〜」のタイトルにて記念講演をさせていただきました。

■講演概要:

深海探査機「江戸っ子1号」の大ニュース。この探査機の開発に共同で携わった(株)浜野製作所は産学連携で世間の注目を浴びている。浜野社長は創業者である父の他界で 1993 年 29 歳で社長に。折しも時はバブル崩壊期で苦難の船出に。2000 年には念願の新工場が完成する 2 か月前、もらい火で工場兼自宅が全焼。火事から立ち直るまでの間多くの方からの恩を頂いた。経営理念の「『おもてなしの心』を常に持ってお客様・スタッフ・地域に感謝・還元し」には、その思いがこめられている。
ここからが浜野氏の真骨頂。仕事がない中、短納期に特化し徐々に取引先を拡大、当初数社だった取引先が現在は 900 社に。
一方で、浜野社長の交友関係は広く、日本中にアンテナが張り巡らされている。その大きな柱が産学連携。大学の教授やゼミとの交流で、多くの学生が同社を訪問。そうした連携の象徴が世界にも例がない深海探査機「江戸っ子1号」の開発。逆境を跳ね返し、産学連携で日本のものづくりの底力を発信する浜野氏の講演に期待下さい。

SankeiBizに「東京・墨田区、空き工場を開発拠点に」の見出しで新ものづくり拠点「Garage Sumida(ガレージスミダ)」の記事が掲載されました。

2014年4月16日、SankeiBizに「東京・墨田区、空き工場を開発拠点に」の見出しで新ものづくり拠点「Garage Sumida(ガレージスミダ)」の記事が掲載されました。

拠点として指定されたのは金属加工の浜野製作所と丸ヨ片野製鞄所。このうち浜野製作所には賃貸倉庫を改修して立体造形物を作る3D(3次元)プリンターを導入した。浜野社長は「試作などを通じて、国内外からアイデアが集まる場所にしたい」と語った。(一部記事抜粋)

テレビ東京・ワールドビジネスサテライト(WBS)に「町工場「つながる場」からの挑戦」のタイトルで新ものづくり拠点「Garage Sumida(ガレージスミダ)」が特集されました。

2014年4月16日、テレビ東京・ワールドビジネスサテライト(WBS)に「町工場「つながる場」からの挑戦」のタイトルで新ものづくり拠点「Garage Sumida(ガレージスミダ)」が特集されました。

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日経産業新聞に「若者が集う町工場」の見出しで新ものづくり拠点「Garage Sumida(ガレージスミダ)」とものづくりシェアハウス「浜野インキュベーション」の取り組みが紹介されました。

2014年4月17日、日経産業新聞に「若者が集う町工場」の見出しで新ものづくり拠点「Garage Sumida(ガレージスミダ)」とものづくりシェアハウス「浜野インキュベーション」の取り組みが紹介されました。

浜野インキュベーションの管理人を務めるデザイアーパスの野村岳史・代表、鶴岡マリア・アドバイザー、遠隔コミュニケーションロボットを製作するオリィ研究所の吉藤健太朗・代表、椎葉嘉文・最高情報責任者、本田泰史・製造担当がシェアハウスやGarage Sumidaに集い、これからの新しいものづくりを展開していくことが期待されています。

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MONOistにてしい「モノづくりの形とは:墨田区から日本のモノづくりを活性! 新モノづくり拠点「Garage Sumida」と「MEW」」のタイトルでGarage Sumida(ガレージスミダ)についてご紹介いただきました。

MONOistにてしい「モノづくりの形とは:墨田区から日本のモノづくりを活性! 新モノづくり拠点「Garage Sumida」と「MEW」」のタイトルでGarage Sumida(ガレージスミダ)についてご紹介いただきました。

「われわれだけでできることは少ないので、区内の町工場の方や、他地域の方にも声を掛けながら、いろいろな方々のモノづくりの手伝いをして、日本の中小企業を元気にしていきたい。われわれが持つ、プレス、金型、溶接といった基盤技術は、一度なくなると、なかなか復活するものではない。さまざまな地域で町工場がどんどん姿を消してしまっており、それが日本のモノづくり衰退につながってしまうと思う。先代から引き継いできた技術や心を守り、次世代にそれを伝承するという大きな使命があると思っている」(浜野製作所 代表取締役 浜野慶一氏、記事一部抜粋)

140416Garage Sumida_MONOist掲載

『文藝春秋2014年5月号』に「金属加工の町 墨田 日本のモノづくりを支える町工場」として、深海探査機「江戸っ子1号」の取り組みをご紹介いただきました。

『文藝春秋2014年5月号』に「金属加工の町 墨田 日本のモノづくりを支える町工場」として、深海探査機「江戸っ子1号」の取り組みをご紹介いただきました。

1404文藝春秋2014年5月号