東京スカイツリーの開業に合わせ、墨田区、早稲田大学、弊社をはじめとする墨田区の中小企業の産学官連携より観光型都市の環境に配慮した次世代モビリティの開発を目指し、電気自動車プロジェクトがスタート。地元ゆかりの浮世絵師、葛飾北斎にちなんで「HOKUSAI」と命名される。
2009年に開発した初代「HOKUSAI」は2人乗り用で公道を走ることができませんでしたが、2010年のHOKUSAI-Ⅱでは1人乗り用に改良し、公道走行が可能となり、2012年春、本格的なアルミボディを備えた「HOKUSAI-Ⅲ」が完成しました。
「HOKUSAI-Ⅲ」は充電8時間で連続航続距離35km、最高時速50㎞/hを達成。ボディの構造設計は、レーシングカーや先行試作車を専門に手掛ける会社にご協力をいただき、タイヤは世界最大手のブリヂストンにご提供いただきました。
アルミボディの成形には浜野製作所の曲げ・溶接技術が結集され、美しい外観を演出しています。