投稿者「麻耶佐藤」のアーカイブ
YOXOフェスティバル2025に「H野製作所」として展示します
イノベーターやクリエーターが「未来」に向けた新しいアイデアや技術を持ち寄り領域を越えて交流することでひらめきを得たり、ワクワクを体験できるお祭り「YOXOフェスティバル」に、H野製作所としてNHKの技術系エンタメ番組「魔改造の夜」に出演した際のプロダクト(モンスター)を展示いたします。
場所は、みなとみらいにあるTECH HUB YOKOHAMAで特設される「J-01 魔改造とガジェット エリア」となります。
会場では、各団体のモンスターが入れ替わりで、2025/1/25-1/26の2日間にわたって展示が行われます。H野製作所は、1/26の出展です
横浜みなとみらい方面にお越しの際には、是非お立ち寄りください。
2025年 年頭のご挨拶|社長 小林 亮
2025年1月6日
株式会社 浜野製作所
取締役社長 小林亮
年頭にあたり謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年10月に会長・浜野から社長のバトンを受け継ぎ、「Re ニュー浜野製作所 -ソフトOSのアップデート-」というスローガンの下、事業構造の変革に対応すべく組織・オペレーションの改革を進めてまいりました。昨年は未開の領域に挑む開発業務や想定外の事態への対応に終始し、なかなか落ち着いて組織の内側に目を向ける余裕がありませんでしたが、2025年は引き続き、限界突破しつつも、経営基盤をより強固にしていく一年としたいと思います。
さて、改めて新年を迎えるにあたり、以下の3つの所感を申し上げたいと存じます。
1. 最悪に備える
私は毎年末、「総予測」と題する週刊誌の特集号を購読し、一年の振り返りと来年への妄想を膨らませることを習慣としております。この定点観測から見えてくるのは、確実に起こることと、予測が困難なことの二極化です。2025年に目を向けますと、団塊世代の後期高齢化、米国の新政権発足、大阪・関西万博の開催など、確定された事象がある一方で、株価や為替といった経済の予測は、経済や金融のプロでさえも外すことが多く、参考として確認する程度が適切かもしれません。
我々中小企業にとって重要なのは、「最悪に備える」という姿勢です。例えば、現在の米国株式市場への集中度からバブル崩壊や世界同時株安、リーマンショック級の景気後退といったワーストケースも想定しておく必要があります。中小企業は想定外の非常事態に耐えうるバッファが限られているからこそ、平時からの余剰資金確保や事業ポートフォリオの分散が不可欠です。それでも突然のパンデミックや地政学的リスクの変化はほとんど予期できないわけですから、有事の際に、臨機応変に対応できる機動力を備えておくことも肝要です。
2. 最適化社会から自律社会へ
オムロンの創業者・立石一真氏が1970年に提唱したSINIC理論によれば、2025年は最適化社会から自律社会への転換点とされています。最適化社会では、Amazonのレコメンドやマッチングアプリに代表されるように、ビッグデータとAIによる効率的な情報処理とフィードバックが特徴でした。しかし、野球のイチロー氏が年末のテレビ番組で指摘していたように、メジャーリーグでもデータ偏重により人間本来の「感性」が失われつつあることも事実のようです。
来たる自律社会では、フィジカルな情報・データが精神生体技術によってよりパーソナライズされ、人間のエンパワーメントが進むと考えられます。同時に、生成AIを核とした産業の高度自働化も加速するでしょう。
人間の感性を保ったまま自律社会を生き抜く上で、映画『燃えよドラゴン』のブルースリーの台詞は非常に示唆に富んでいます。「Don’t think. Feel.(考えるな。感じろ。)」はあまりにも有名ですが、実はその後に「It’s like a finger pointing at the moon. Do not concentrate on the finger or you will miss all of the heavenly glory.(これは月をさす指と似ている。指に気を取られているとより大きな栄光(月)を見失うぞ。」と続きます。拡大解釈して人間の自律をさらに深読みすると、逆説的かもしれないですが、自律とは個に囚われ過ぎることなく、家族や仲間、そして社会全体というより大きな価値の創造に向かって進むことではないでしょうか。我々中小企業は、個が集まってチーム・組織になる社会の最小ユニットとして、独自の感性と創造性を発揮できる大きな可能性を秘めていると感じています。
3. 乙巳の変
2025年は乙巳(きのとみ)の年であり、645年の大化の改新を想起させます。この墨田・城東地域を見渡せば、真摯にものづくりに取り組む工場群が、この20年で半減し、その跡地は住宅地へと変貌を遂げています。これは時代の趨勢であり、資本主義の根本原理なのかもしれません。しかし、私が実際に見聞きしてきた町工場には、確かな技術力とものづくりの真心、そして何物にも代え難い人間の感性が息づいています。
我々は、ものづくりの上流工程へと活路を見出してきましたが、これだけでは全く不十分です。この国のものづくりの灯を絶やさないために、より大きなうねり、ムーブメントを起こさねばなりません。まずは自社の足場を固め、新たな未来を具体的な形として創造すること。さらに、自社だけでできなければ、できる強みを持った人・組織と協力連携し、町工場のモノづくりを価値ある創造業としてアップデートさせていく必要があります。
時代の大きな変化の中では、悪足掻きに過ぎないかもしれませんが、我々がこの東京の地に工場を構え、新たなグローカルモデルを示すことで、この周辺地域はじめ、日本、世界全体がより善い社会へと進化していくことを願ってやみません。2025年、大化の改新から1380年、昭和100年の終わり、戦後80年の節目として、閉塞した時代観をぶち壊すスタートにしましょう。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2025年 年頭のご挨拶|会長 浜野慶一
2025年1月6日
株式会社 浜野製作所
代表取締役会長 浜野慶一
2025年、新年を迎えるに当たり会長として初めての、年頭のご挨拶をさせていただきます。
昨年は年明け早々に、不幸にも大きな災害・事故が発生してしまいましたが、
今年は穏やかな年明けになりました。
昨年、2024年は岸田総理→石破内閣に変わり、衆議院議員選挙で連立与党が過半数割れし、国内の政局が大きく変化してしています。
また米国の大統領選挙ではトランプ氏が当選を果たし、今月末、1/20に第47代アメリカ大統領に再就任致します。
ロシア・中国・北朝鮮・中東・アラブの政治・力関係も何らしかの形で、我々の事業活動や生活に影響がある事は間違いの無い状況で、不透明さが更に増しております。
浜野製作所としても大きな変化があった年でもありました。
昨年の10月・第48期~31年間、浜野製作所の二代目社長を担わせていただいた浜野が会長職へ・・・、小林社長が就任し、新たな体制の下、新生浜野製作所がスタート致しました。
ここ数年、既存の事業構造を変革させるべく、様々なチャレンジを重ねて参りましたが、ようやく、蒔いた種が芽を出し、幹が伸び、花が咲きかけています。
まだまだ課題は沢山ありますが、今年は今までのチャレンジを更に充実させ、花を咲かせ、実を付かせ、収穫出来る体制づくりの年にしなくてはなりません。
企業は環境適応業です。
今を取り巻く環境だけでなく、時流(時の流れ)をつかむことも大切です。
追い風の時に攻めれば、少ない力で成果が出るでしょうし、向かい風の時は頑張ってもなかなか前に進めないということがあると思います。
2025年はへび年。
十二支(じゅうにし)でいうと「巳(み:へび)」年、十干(じっかん)では「乙(おつ:きのと)」の年となり干支(えと)は「乙巳(きのと・み)」となります。
困難があっても、紆余曲折しながら進むことや、しなやかに伸びる草木を表しています。
「巳」(み)は蛇のイメージから「再生と変化」を意味します。
脱皮し強く成長する蛇は、その生命力から「不老長寿」を象徴する動物、または神の使いとして信仰されてきました。
2025年の乙巳(きのと・み)には、「努力を重ね、物事を安定させていく」・「発展と再生を意味し、努力が実を結ぶ勢いある成長の年」と言われています。
といった縁起のよさを表しているといえそうです。
その様な中、浜野製作所の変わらないミッションは「良い会社」にして行く事です。
良い会社にして行く活動は誰の為の活動なのでしょうか?
合わせて良い会社にして行くのは誰なのでしょうか?
答は勿論、皆さん方、ご自身です。
良い会社にして行くのは浜野製作所でお働きをいただいているスタッフの皆さんの為です。
・・・ですから皆さんご自身が当事者として関わっていただかなければなりません。
あれがイヤだ・これは出来ない・やらない・・・と言っている間に時はどんどん過ぎて行きます。
気が付いたら誰も幸せになれていない会社で良いのでしょうか?
昨年・一昨年の年頭所感でもお話を致しましたが企業が10年以上生き残る可能性は、6.3%に過ぎません。
逆に言えば、93.7%の確率で倒産しています。
30年後には99.975%の企業が姿を消します。
要は創立30周年を超える会社は全体の0.025%しかない・・・と言う事になります。
つまるところ、会社が潰れることは「普通」の事なのです。
言い方を変えると「時代の変化に対応出来なければどの会社もいずれ倒産する」というわけです。
恐ろしい話ですが、それが現実です。
「会社」も「人」も変わらざるを得ないと生きていけない時代になっています。
どんなに出来ない理屈を並べてもお客様からのご要望に対応出来なければ次の注文には繋がりません。
実際に中小中堅企業の倒産理由の約70%は販売不振によるものです。
販売不振の大きな原因はお客様の不満です。
要は買ってもらえない・・・と言う事。
技術の質・製品の質・品質・サービスの質は当たり前ですがその他、この会社に頼みたい!
ここが他社との差別化になり・価値になる訳です。
この会社と仕事がしたい!と感じていただける会社の文化・風土・しっかりとした挨拶・3Sの行き届いた職場・皆さんご自身が笑顔で働いている職場・皆さんが安心して働ける職場・それに伴った会社の制度や取り組みなど・・・会社で行っている一挙手一投足の全てがこの会社と仕事をしたい!・・・と言う思いに繋がる事を忘れてはイケません。
やらせていただくのであれば気持ちよく・前向きにやらせていただいた方が頼む側は嬉しいしやり易い。
お願いし易い会社にはまたお願いしたい・・・と言う極めて単純且つ当たり前の理論で商売は成り立っています。
この当たり前の事が日頃より出来ているか?いないか?・・・で会社の成長は変わり皆さんの未来(収入・生活)は変わります。あるプロスポーツのスカウトをやっていた方が以前、こんな事を言っておりました。「選手をスカウトする時は、もちろんスポーツなので身体能力や過去の成績をチェックしますが、それだけではありません。素行が悪い選手はリストから外します。それは、あらゆる場面で言動に現れるので・・・。
そして、準備を怠らない選手をリストアップします。
例えば、練習が始まる何時間も前に来て、ストレッチをする選手や試合会場の隅々まで見て回ってプレーに影響がないかを気にするような選手です。
中心選手になれなくてもそういう選手は必ずどこかで貢献してくれることがあるものです」。
この話からわかるように、素行が良い=人としてやるべきことをやり、やってはいけないことをしない人、準備を怠らない人をプロ意識も持っている人と見ることができます。
考え方は様々です。
良し悪しではなく、あらゆる人が私はこう考える、というものを持っていていいのです。
人が集まって働く組織においてもその組織の考えがあります。
1:浜野製作所の目指す3つの方向性
2:基本的な活動の推進
3:会長の役割り CEOとは
4:具体的な会長の実務
5:会社が成長する上で今年も大切にして欲しい事
2025年は今まで蒔いて来た種が芽を出し・花を咲かせ・実を付ける時期になります。
48年もの長きに渡りものづくりの基盤技術・経験を積み重ねて来た弊社の強みを社会の問題解決や世の中の役に立つ事が弊社の存在意義になります。
社会・世の中から必要とされる企業は永遠に生き残ります。
浜野製作所にはその力があります。
スタッフの皆さんの思いと力と努力と協力で存在意義のある会社にして行きましょう!
浜野製作所は
1:スタッフと家族が安定した生活と心豊かな人生を送るため
2:お客様に喜んでいただける志の高い最高のものづくりをするため
3:社会の課題を解決するために
存在する企業です。
皆がお互いに協力し切磋琢磨し笑顔あふれる日本一人間関係の良いキラキラした会社にしましょう!
以上、2025年,会長としての年頭所感と致します。
年末年始休業のお知らせ(12/28-1/5)
平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
甚だ勝手ではございますが、弊社の年末年始の休業は下記の通りとさせていただきます。
2024年 12 月28日(土)~2025年 1 月5 日(日)
・2024年12 月26 日(木) まで通常営業
・2024年12 月27日(金) 大掃除(出荷対応等をいたしかねますのでご了承下さい)
・2025年 1 月 6 日(月) より通常営業
休業期間中にいただいたお問合せについては、営業開始日以降に順次 回答させていただきます。
皆様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
ひがしんビジネスフェア2024に出展いたします
浜野製作所は、ひがしんビジネスフェア2024に出展いたします。
ブースでは、千葉大学さんとコラボレーションをした展開を今年は展示いたします。
ジンジャードリンクとフレッシュハーブをご提供いたしますので、是非お立ち寄りください。
【2024スミファ】浜野製作所も参加いたします
浜野製作所は、2024年11月22日(金)・23日(土)に開催される「第12回すみだファクトリーめぐり」に参加いたします!
墨田区には魅力的な企業さんがたくさんいらっしゃるので、是非遊びにいらしてください。
スミファのホームぺージはこちら
https://sumifa.jp
浜野製作所のオープンファクトリーとワークショップはこちら
https://garage-sumida.wixsite.com/sumifa2024
新体制のご報告
2024年10月に浜野製作所は第48期を迎え、下記の通り役員が就任いたしました。
毎年期首に開催する経営計画発表会(10月11日実施)を経て、
本日より新体制がスタートいたしましたのでご報告いたします。
これからも社業発展に精励し、モノづくりの可能性に挑戦して参る所存でございますので、
今後とも一層のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
<記>
代表取締役会長 浜野 慶一
取締役社長 小林 亮
取締役副社長 宮地 史也
取締役専務 金岡 裕之
就任挨拶
代表取締役会長 浜野慶一
1993年、創業者・浜野嘉彦の後を引き継ぐ形で浜野製作所の社長に就任して以来、31年間に渡り社長を務めてさせていただきました。
辛い事も・悩む事も・大変な時期もありましたが、今、振り返ると楽しい記憶しか残っておりません。
良いお客様に恵まれ・良い協力会社さんに恵まれ・地域の方々に温かくしていただき・素晴らしい従業員に支えられ、社長職を担わせていただく事が出来ました。
会社を取り巻く環境がスピードを上げて、変化し続ける昨今、小さな町工場がチャレンジし続ける為には、社内の新陳代謝が必要だと以前から感じておりました。
新陳代謝を促す最大のポイントは社長の交代であり、若い世代に経営を任せる事であると感じております。
今年度よりここ数年、苦労を共にして来た小林に社長を任せる事に致しました。
今後は今までご縁をいただいた方々と改めてビジネス・社会貢献・地域貢献 次世代経営者・次世代エンジニアの育成を通して、新市場創出・新価値創出に邁進するつもりです。
還暦を過ぎながらも、まだまだ未熟な人間ですので、引き続き、ご指導・お付き合いを いただければ幸いです。
取締役社長 小林 亮
大学生時代に浜野製作所(当時28期)で今の自分と同い年であった浜野会長と出会い、中小製造業の沼にハマりこんで早20年。まさか自分がこのものづくりビオトープの芸事を引き継ごうとは夢にも思いませんでした。
とはいえ、そんな夢のような絵空事が次々と現実になっていくのがこの会社の面白さ。
2代目社長・浜野の閃光を放つカリスマ性やユニークさを踏襲することはできませんが、影の濃さや深さで異彩を放てるよう芸を磨き、社業の発展、世の中の進化に少しでも貢献してまいりたいと思います。
「住する所なきを、まず花と知るべし。」
未熟者ではありますが、引き続きご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
社内行事の実施により、10月11日(金)は午前11時までの営業となります
社内行事の実施により、2024年10月11日(金)は午前11時までの営業となります。
みなさまには、大変ご迷惑をおかけし申し訳ございませんが、ご理解とご協力を賜わりますようお願い申し上げます。
代表の浜野が令和6年度 東京都功労者表彰にて産業振興功労賞を受賞いたしました
東京都の「令和6年度産業振興功労者」として代表の浜野慶一が「産業振興功労賞」を受賞いたしました。
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2024/09/18/07.html
日々の活動の中で、支えてくださる皆様のお力添えがあっての受賞でございます。
これを励みとし、これからも浜野製作所は「おもてなしの心」を大切にサービス向上と社会貢献に努めて参ります。今後も変わらぬご支援のほど、よろしくお願いいたします。