WIRED×J-WAVEとのコラボレーション企画・第12弾「これが日本のものづくり」にて、J-WAVE「HELLO WORLD」に弊社の長島・石川が出演させていただきました。

2014年9月18日、WIRED×J-WAVEとのコラボレーション企画・第12弾「これが日本のものづくり」にて、J-WAVE「HELLO WORLD」に弊社の長島・石川が出演させていただきました。

また、今回の企画でDJ TAROさんよりオーダーいただいたDJ用の「ラップトップスタンド」を弊社にて製作。お陰様で大好評をいただくことができました。

当日の放送はJ-WAVEのYouTubeページでも配信されていますので、是非ともご覧ください!

■J-WAVE HELLO WORLD 特集「WIRED企画」
http://www.youtube.com/watch?v=_SV6Q2QhqvQ

WIRED×J-WAVEとのコラボレーション企画・第12弾「これが日本のものづくり」

製造部部長・長島、経営管理部・石川が出演中

WIRED×J-WAVEとのコラボレーション企画・第12弾「これが日本のものづくり」

組み上がったDJ用のラップトップスタンドを見て興奮するDJ TAROさん

WIRED×J-WAVEとのコラボレーション企画・第12弾「これが日本のものづくり」

ラップトップスタンドを使用して実際にDJを披露していただきました。

WIRED×J-WAVEとのコラボレーション企画・第12弾「これが日本のものづくり」

ラップトップスタンドの組立後。台座やPCスタンドなど細かい部分に工夫がされています。DJ TAROさんのイメージカラーであるオレンジのアルマイトで仕上げました。

WIRED×J-WAVEとのコラボレーション企画・第12弾「これが日本のものづくり」

ラップトップスタンドは分解し、折り畳みケースとして持ち歩くことができます。アルミ素材のため、驚く程、軽量です。

大地の叫び! 第1弾 「筐体設計・製造の極意」

はじめまして。浜野製作所 営業部 新人山下と申します。
以前は部品商社に居たのですが、代表の浜野に・・・ 「ワカモノ(バカモノ)枠」として採用して頂きました! 今後、営業サイドから浜野製作所の今をお伝えします!

今回は、急増する筐体設計・製造を担当している榎本先輩に筐体製造のポイントをお聞きしました。以下、インタビューの模様をご紹介いたします。

※筐体とは?・・・最近増えたデジタルサイネージや電子マネーで決済出来るタッチパネルなどの枠組みを私達は「筐体」と呼んでいます。弊社ではこうした筐体を金属を曲げたり、溶接したりして形作り最終的に塗装まで行ってお客様にお届けしています。

yamashitadaichi

山下「ついに営業部独立企画がスタートしました! 本日は、我らが榎本裕次郎先輩に筐体設計・製造のポイントを聞きたいと思います! 本日は宜しくお願いします!」


営業部 榎本裕次郎

榎本「宜しくお願いします!どんな事でも聞いて!」


yamashitadaichi

山下「心強いお言葉ありがとうございます! では・・・筐体設計・製造をする上で気を付けている事は何ですか?」


営業部 榎本裕次郎榎本「いきなり直球だね(笑)皆さんは浜野=板金屋という イメージが強いかもしれないんだけど、ラフ図から詳細設計・加工・塗装まで一元化して 商品を納める実績が急増しているんだ(※イメージ写真)」豊富な加工知識と三次元(CADはSolid Works バージョン13)を採用して 使いやすさと板金加工への展開のしやすさ、実際の可動部分の検証・手が入る隙間があるか・工具が入るか入らないかの確認など、 様々なお客様の使い勝手を検証するんだ。」

KIOSK11


yamashitadaichi

山下「具体的にはどのような事に気を付けているのですか?」


営業部 榎本裕次郎

榎本「例えば背面パネルを取り外す場合、ドライバーを使って背面パネルのネジを1本ずつ外すよね、 重い板を持ちながら最後の1本を外す・・・。このような作業は一人では危険なんだ。でも二人だと メンテナンスに人件費が掛かりすぎる。 そこで安全にパネルを取り外せるような設計を必要とするんだ。」


yamashitadaichi

山下「なるほど。設計上では、なかなか気づかなそうな部分ですね」


営業部 榎本裕次郎

榎本「また、気を使うのが扉だね。通常、扉を閉めた時に金属同士がぶつかったり、 塗装が剥げたりするんだ。この時、緩衝材を貼るのが普通なんだけど、 緩衝材の選定によってはトビラの閉まりが悪く鍵の掛かりも悪くなったり、 閉まらなくなることもあるんだよ。そう言った細かい部分まで検証し、設計を心懸けているよ。」


yamashitadaichi

山下「塗装の関係で打ち合わせをする事も多いですよね。」


営業部 榎本裕次郎

榎本「そうだね。設計時は塗装の膜厚を考えないで設計すると組立後に部品同士の勘合不具合、 異音など様々な問題点が発生してしまい、しっかり組立ができないんだよ。 だから塗装でお世話になっている協力工場さんとも打ち合わせをするようにしているんだ。


yamashitadaichi

山下「頼もしいですね!塗料の種類ってよく分からないのですが・・・」


営業部 榎本裕次郎

榎本「塗装には大きく分けて溶剤系塗装と紛体塗装の2種類があるんだ。 屋外とか半屋外の場合は、紛体塗装がオススメだね。耐候性に優れ塗膜が厚く傷がつきにくいからね。 でも、指定色で小ロットの場合は費用が割高になるから注意が必要。 溶剤塗装は耐候性がないから屋外・水回りの近くには不向きだね。 設置場所・仕様用途に合った塗装・筐体をご提案するのを心がけているよ。」


yamashitadaichi

山下「設計だけでなく塗装の仕方まで相談できるのは、1社で窓口をまとめられるという事でお客様によく喜ばれてますよね。最近増えているのはどんなお仕事ですか?」


営業部 榎本裕次郎

榎本「最近、話題のデジタルサイネージなどのお話が多いね。山下君の言う通り、デザインから、 設計、製作まで一貫して製作が出来るのがメリット。 サイネージ系の筐体ってモニターの取付が意外に難しいんだけど、理由は分かるかな?


yamashitadaichi

山下「うーん、なんでしょう・・・先ほどあった大きさの問題でしょうか?」


営業部 榎本裕次郎

榎本「それもあるけど、大事なのはメンテナンスなんだ。 大型モニターの設置のし易さを現場で作業される方の気持ちになって設計するのが大切だね。 具体的にはモニターの取付や取り外し、ケーブル回りの整頓、壁際に設置されている場合の メンテナンス方法などお客様毎に違うからね。」 お客様から『なるべく小さな筐体にしたい』一方で『搭載機器のメンテナンスがしやすいように』 という要望が増えている。 いかにコンパクトかつメンテナンスが行い易く機器を収納するか? 機器のマウント方法やスライド機能によって省スペース化を実現したりと筐体を数多くこなし、 お客様と一緒に作り上げてき         た実績がある当社だからこそノウハウを持っているんじゃないかな!」


yamashitadaichi

山下「お客様のご要望に応え続ける事でノウハウが蓄積されるんですね・・・。」


営業部 榎本裕次郎

榎本「そう!他には天吊り金具や壁掛け金具、さらにはケーシング・モニター金具の可変機能・・・ えーい!全部もってこーい!!」


yamashitadaichi

山下「あ、ありがとうございました!最後はとても勢いのある意気込みを頂きました。 筐体設計・製造でお悩みの方は是非お問い合わせください!」


全国信用金庫研修所主催「第20回経営者研究会 信用金庫に期待すること」にて代表・浜野が講演させていただきました。

2014年9月19日、全国信用金庫研修所主催「第20回経営者研究会 信用金庫に期待すること」にて代表・浜野が講演させていただきました。

テーマ:『信用金庫に期待すること』
江戸っ子1号プロジェクトの活動内容や会社事業の内容・ポリシー等についての紹介および信用金庫に期待すること

公益社団法人 日本バリュー・エンジニアリング協会(日本VE協会)に所属されている企業の皆様が弊社の工場視察にお越し下さいました。

2014年9月17日、公益社団法人 日本バリュー・エンジニアリング協会(日本VE協会)に所属されている企業の皆様が弊社の工場視察にお越し下さいました。

Garage Sumida(ガレージスミダ)の取り組みを中心に企業間連携などの事例についてご紹介させていただきました。

140917日本VE協会様視察

吾嬬立花中学校「ようこそ!地域の先輩」にて代表・浜野が講義をさせていただきました。

2014年9月16日、吾嬬立花中学校「ようこそ!地域の先輩」にて代表・浜野が講義をさせていただきました。

”働くことの意義”や”仕事をする上での心構え”など、自身の経験や体験を基にお話させていただきました。

140916吾嬬立花中学校「ようこそ!地域の先輩」授業 (2)

140916吾嬬立花中学校「ようこそ!地域の先輩」授業 (1)

公益財団法人 日本進路指導協会主催「これぞ日本の「ものづくり」」にて小学生・中学生を対象にした工場見学会を弊社にて開催いたしました。

2014年9月15日、公益財団法人 日本進路指導協会主催「これぞ日本の「ものづくり」」にて小学生・中学生を対象にした工場見学会を弊社にて開催いたしました。

代表・浜野より以下のような内容についてお話させていただきました。

・浜野製作所で製作しているものについての自慢話
・日本のモノづくりに果たす中小企業の役割・実績
・中小企業だからものづくりの面白さがあること
・働く意義や目的について
・働くために必要なものは何ですか
・「江戸っ子1号」製作について

140915公益財団法人 日本進路指導協会主催「これぞ日本の「ものづくり」」 (1) 140915公益財団法人 日本進路指導協会主催「これぞ日本の「ものづくり」」 (2)

日本大学芸術学部のインターン生・杉原さん主催「下町から考える、ものづくりのこれから」トークセッションイベントを開催いたしました。

2014年9月13日、日本大学芸術学部のインターン生・杉原さん主催「下町から考える、ものづくりのこれから」トークセッションイベントを開催いたしました。

イベント開催にあたって

 今、下町の町工場が盛り上がっています。クライアントへの柔軟な対応力、工場見学をはじめ外部へ向けた積極的な宣伝活動、社員の少人数性を活かした連携作業、社内の活気、そして何より社長の “熱” を強く感じる事が出来、日本の底力が発揮されていると感じます。

 一方で、ものづくりの新たな動きであるデジタルファブリケーション(3Dプリンタなどのデジタル工作機械によるデザイン・ものづくり)の一般化が進み、「Fabrication(ものづくり)」「Fabulous(素晴らしい)」という2つの意味が込められている「Fab」という言葉が生まれ、ツールを使った制作を通して誰もが「欲しい」をつくることが出来るようになりました。そんな流れをきっかけに、今までものづくりを担っていたデザイン専門職の役割についても変容の時をむかえています。ジャンルや形状に留まらず、物事を本質的に捉える「目」が求められているのではないでしょうか。

 株式会社浜野製作所の新事業「Garage Sumida」は3Dプリンター等のデジタル工作機器を備え、「開かれたものづくりの拠点」を目指し2014年4月に新設されました。ものづくりに関する相談を受け付け、新しい事業やプロジェクトの支援をしながら様々なジャンルの方々と新しいものづくりをかたちにすべく活動を行っおり、「町工場」と「Fab」の両方の要素を持つ“実験工房”として注目を集めています。

 そしてGarage Sumidaは今、支援を越え “新しい価値” をアイデアにし生産に向かうべく、「目」を持ったデザイナーを必要としています。これまで同じ行程の中で間接でしか関わる事の無かった立場の異なる人々が、結びつき互いに連携する時が来たのだと思います。

 今回はGarage Sumidaと同じ墨田区にオフィスを構える、株式会社クルー・デザインディレクターの山崎信哉様を迎え、Garage Sumida 代表の小林亮様、Garage Sumidaと共に墨田区に拠点を置きものづくりとITの分野での新事業開発に取組んでおられる Desirepath 代表の野村岳史様と、「下町」から「新しい価値の創造、アイデア、ものづくり」について考えたいと思っています。

 主催者の学生という立場から、登壇者へトピックを投げかけそれに答えて頂きながら会場全体で意見を交わし、意識を共有するきっかけの場になることを願っています。

主催者

浜野製作所 インターン生 杉原海帆 (日本大学藝術学部デザイン学科3年生)

登壇者

山崎信哉 氏

インダストリアルデザイナー/デザインディレクターならびに自社ブランド「48プロダクト」プロダクトマネージャー。中小企業を中心に商品開発活動の全般に渉ってデザインを活用する業務に従事する。機械工業デザイン賞、中小企業庁長官特別賞を含むGマーク選定商品多数。

小林亮 氏

  • 株式会社浜野製作所 経理管理部
  • Garage Sumida 運営責任者

世界的に新しいものづくりへの気運が高まる中で、モノづくりの町・墨田区ならではのチャレンジを仕掛け、培われて来た技術と化学反応を起こす企業や個人、行政や教育機関と触れ合うきっかけをつくり、そこから生まれた事業やプロジェクトを支援するべく、Garage Sumidaの運営を担当している。

野村岳史 氏

都内で最も町工場が集積したエリアの一つである墨田区に拠点を置き、高度な技術を持った日本の町工場と世界中の団体、企業、個人を繋ぐハブとしての施設”Garage Sumida”を運営しつつ、ものづくりとITの分野での新製品・新事業開発支援に取組んでいます。

140913トークセッション「下町から考える、ものづくりのこれから」 (1)

代表・浜野よりイベント開会の挨拶をいただきました。

140913トークセッション「下町から考える、ものづくりのこれから」 (2)

株式会社クルーの山崎様よりスタイリングデザインの現状と今後の展望について、様々な事例を基にご説明していただきました。

140913トークセッション「下町から考える、ものづくりのこれから」 (3)

ものづくりのこれからについては、参加者の皆様からも色々と貴重なご意見をいただきました。

140913トークセッション「下町から考える、ものづくりのこれから」 (4)

イベント後には簡単な懇親会を設けさせていただきました。

お休みにもかかわらずご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました!

夏季インターンシップの最終日に学生による合同報告会を行いました。

2014年9月13日、夏季インターンシップの最終日に学生による合同報告会を行いました。

140913インターンシップ報告会 (1)

呉工業高等専門学校の内田君は、組み立て作業を中心に、シートメタルロボットの設計・試作を行いました。

140913インターンシップ報告会 (2)

芝浦工業大学の森田さんは、配財プロジェクトの商品・ワークショップ企画と板金アルミケースのプログラム・加工を行いました。

 

140913インターンシップ報告会 (3)

日本大学芸術学部の杉原さんはGarage Sumidaの内装の改善とモノづくりイベントの開催を行いました。

各学生ともそれぞれの専攻や特徴を活かし、しっかりとした成果の見える充実した2週間を過ごせたのではないかと思います。

今回の経験を残りの大学生活や就職活動に是非とも役立てていただきたいと願っております。2週間という長いようで短い実習期間でしたが、皆さん、本当にお疲れ様でした!

追記:インターンシップ終了後は、近くの中華料理屋にて打ち上げを行いました。各学生とも様々なプレッシャーから解放されてスッキリした表情です。

140913夏季インターンシップ打ち上げ