12月9日(金)〜11日(日)開催の国際ユニヴァーサルデザイン会議2016in名古屋に、デザインマラソン2015の成果報告ブースを出展いたしました。
大手企業のデザイナーが集まり、3日間でフィールドワーク、プロダクトの提案、公開プレゼンテーションまでを行う国際ユニバーサルデザイン協議会(IAUD)主催のイベント「48時間デザインマラソン」は、昨年9月に東京墨田区を会場として実施されました。これまでの会場ではプレゼンテーションで出たデザインは同イベント内での発表に留まっていましたが、昨年公開プレゼンテーションの会場も提供した東京東信用金庫協力のもと、墨田区近隣の中小製造業が2015年のイベントで出たユニバーサルデザインを製品化するプロジェクトを立ち上げ、約1年間定期的な勉強会を行いながらプロダクト製作に取り組んで参りました。
この度の国際会議では、3日間に及ぶ製品化プロジェクトの試作展示と初日の公開シンポジウムでの成果報告で、墨田区中小製造業とIAUD、東京東信用金庫によるデザインマラソン製品化の取り組みを発表いたしました。
公開シンポジウムでは東京東信用金庫 澁谷会長、IAUDワークショップ委員会委員長 藤木氏、弊社代表 浜野と2015年のデザインマラソン参加ユーザーが登壇し、この度製品化のプロトタイプ製作を行った可動型試着室「プレミアムフィット」と誰もが街ブラを楽しむためのアイコン「下町のれん」二つのプロダクトをご紹介しました。
弊社では二つのプロダクトの開発・製作に関わっております。