9月9日から三日間、国際ユニヴァーサルデザイン協議会(IAUD)主催の48時間デザインマラソン in Tokyoが、墨田区内で開催されました。
本イベントは、一般企業のプロデザイナーが障がいを持つ方(ユーザー)と、地域をフィールドとしたデザインワークを行い、一人一人の人間性を尊重したデザインを提案するワークショップです。
今年はものづくりの町墨田区が開催地ということで、弊社が後援として、初日に参加者がフィールドリサーチする場所のアドバイスや工場見学の受け入れを行いました。
またイベント最終日に東京東信用金庫本部で行われた公開プレゼンテーションでは、金沢美術工芸大学の荒井名誉教授、芝浦工業大学の橋田教授、IAUD運営委員長藤木様と並び、弊社代表浜野が各チームのプレゼンテーションを講評させて頂きました。
観覧者約230名、メディア11社、そしてIAUD総裁の三笠宮瑶子女王殿下御臨席のもと、全6チームに分かれたデザイナーが各々渾身のデザインを発表し、イベントは好評のうちに幕を閉じました。
このようなデザイナーの皆様が集うイベントに、弊社のような下町の町工場が関われたことに感謝すると共に、障がい者・健常者・年齢・国籍問わず全ての人を尊重したものづくりの必要性を間近で感じることが出来、今後のものづくりに対する姿勢を改めて考えさせられる貴重な経験となりました。
ユニヴァーサルデザインと、それを支える多くのデザイナーの皆様の今後の発展を心からご期待申し上げます!