先週末、二つの新ものづくり創出拠点である弊社運営のGarage Sumidaと、印刷会社サンコー様運営のco-lab墨田亀沢を巡るツアー型イベントを開催致しました。
来年度オープン予定のすみだ北斎美術館にちなみ、現代のものづくり企業が江戸時代の浮世絵である葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」を再現させます。
イベントの様子はコチラ。
浮世絵は優れた美術品でありながら、その発展の歴史は全ての製造業に通ずるものがあります。江戸当時の最先端技術で作られた浮世絵を、現代のものづくり技術で再現するとどうなるのか。Garage Sumidaでは、その製作過程の違いをスライドを用いて解説しました。
レーザーで合成木材MDFに名刺サイズの神奈川沖浪裏を彫刻する様子を、参加者の皆様が食い入るように見つめます。
co-lab墨田亀沢に移動後は、弊社で作った版木で参加者自らが多色刷り木版を体験。薄い色から一版一版丁寧に刷っていきます。
最後は、全員で完成した神奈川沖浪裏を持って記念撮影を行いました。
この北斎版画のイベントは、継続的なサービスとして皆様に提供できるよう、今後もより充実した内容へと昇華させて行きたいと思います。