本日は、今年入省された国家公務員の初任行政研修が弊社で行われました。
わが国は産業・文化・地域性・世代・気候・・・など、どのような切り口でもっても多様性にあふれておりますので、これらをとりまとめる国家公務員には必然、幅広い知識と教養が求められているのでしょう。
弊社においでになるのも、「中小」「製造」「経営者のあり方」といったキーワードを学ばれるためなのだろうと推察しております。
また、「行政」と「民間企業」は何かと二項対立で相反するものとして語られがちですが、「社会的責任を果たす」という点で両社は結びつくのではないか、と考えております。
例えば、弊社は地元すみだを盛り上げていきたいという思いで、Garage Sumidaをはじめとして様々な取り組みをさせていただいております。
当然、すみだを盛り上げるイベントなどの中には弊社単独でできないことも出てきますので、行政のお力を借りて実現することもございます。
結果として、行政の期待する地域活性や地域振興と、弊社の期待する会社としての発展は、「すみだに何かを還元したい」という思いが架け橋となっているのだと常々感じるところでございます。
同様に、中央官庁と町工場も、決して遠い距離にあるのではないと考えております。弊社が「この国のために何かできることをしたい」という想いを持つ限り、中央行政の取り組みのお役に立てる日がいつかくるのではないかと信じております。