ハンディ型トーチのハイブリッドファイバーレーザー溶接機を導入いたしました。

2013年11月22日、ハンディ型トーチのハイブリッドファイバーレーザー溶接機を導入いたしました。ファイバーレーザーとプラズマアークをハイブリッド化し、従来のTIG溶接の長所を最大限生かした業界初のトーチ式タイプのファイバーレーザー溶接機です。ロボットアーム型の機械に比べ、汎用性に優れ、小ロットの溶接にも簡単に対応できます。

DSC_0301

ハイブリッドファイバーレーザー溶接機の主な特徴

  • 高い発振効率(YAGレーザーの約10倍)
  • 大きな省エネ
  • メンテナンスフリーの発振器でメンテナンス費大幅カット
  • 完全空冷でチラー不要
  • 低いランニングコスト(電気料金の大幅削減、発振器消耗品の不要)
  • 優れたビーム品質、高いエネルギー密度
  • 装置の小型軽量化で設置が容易
  • アークとのハイブリッド化によりビード幅が広く深い溶け込みを実現
DSC_0230

製造・営業スタッフがファイバーレーザー溶接機の導入教育を受講しました。

DSC_0242

ファイバーレーザーからプラズマアークへ簡単に切り替えが可能です。

DSC_0253

ファイバーレーザー溶接使用の見本を見せていただきました。

DSC_0272

自動ワイヤー送給も完備。難易度の高い溶接もより簡単にスピーディーな対応を実現!

DSC_0258

熟練の溶接スタッフ達もファイバーレーザー溶接機の凄さに驚愕しています。

DSC_0275

弊社溶接スタッフもファイバーレーザー溶接機を試用してみました。

ハイブリッドファイバーレーザー溶接のサンプルの一部をご紹介いたします!

ファイバーレーザー溶接サンプル

  • 歪みの少ない溶接を実現(特にアルミの薄板溶接が得意(板厚0.1mm~3.0mm程度))
  • 丸みを帯びたビード面・盛り上がりの少ないビード面など製品用途に合わせた溶接が可能
  • 高い発振効率により深い溶け込みを実現

ファイバーレーザー溶接機サンプル1

  • 銅・真鍮・ニッケル・チタン・マグネシウムなどの難材のより歪みの少ない溶接が可能
  • ステンレス鋼・炭素鋼・銅・真鍮などの異材溶接が可能

ハイブリッドファイバーレーザー溶接機は従来の溶接の長所を残しつつも、板金加工における溶接の機能や生産性を格段に向上させる革新的な機械です。

この先端機械を用いて、新しい板金加工の溶接世界を創り出してまいります。


最新ニュース

2024-10-15
お知らせ

新体制のご報告

2024年10月に浜野製作所は第48期を迎え、下記の通り役員が就任いたしました。 毎年期首に開催する … 続きを読む

2024-10-03
お知らせ

社内行事の実施により、10月11日(金)は午前11時までの営業となります

社内行事の実施により、2024年10月11日(金)は午前11時までの営業となります。 みなさまには、 … 続きを読む

2024-10-01
お知らせ
代表取締役CEO 浜野慶一

代表の浜野が令和6年度 東京都功労者表彰にて産業振興功労賞を受賞いたしました

東京都の「令和6年度産業振興功労者」として代表の浜野慶一が「産業振興功労賞」を受賞いたしました。 h … 続きを読む

2024-08-16
お知らせ

【臨時休業のお知らせ】2024/8/16(金)

台風の影響を鑑み2024年8月16日(金)は臨時休業となります。皆様には大変ご迷惑をお掛けいたします … 続きを読む


最新ニュース・記事一覧へ