ものづくりのポータルサイト MONOist(モノイスト)にアウトオブキッザニア 「金属加工職人の仕事★メタルツリーを作ろう」を取材していただきました。
「親子でモノづくり体験:バリ取って、リベット締めて、金型で曲げて――板金スカイツリー作ろ!」というページで特集されています。
弊社代表・浜野がアウトオブキッザニアに参加することを決めた想いについて語られていますので、是非ともご覧ください。
「浜野は弊社の2代目で、生まれも育ちも墨田です。墨田は町工場が至るところにある街でした。昔は、どの工場も、春から秋はドアを開け放して仕事をしており、中の様子が丸見えでした。子どもたちが学校帰りなどに町工場をのぞき込んでくると、仕事を見せてくれたり、端材や鉄の塊をくれたり、ときにはお菓子やジュースをくれたり……。とにかく、そのようにモノづくりの現場が生活の中に溶け込んでおり、子どもにとっては、自然とそういう仕事がキラキラとかっこよく思えたそうです」(石川氏)。
その後、時が経過すると、製造業は次々と海外へ移転し、不景気も相まって、墨田の町工場の数も減っていった。近所の騒音のクレームを気にしたり、エアコンを付けるようになったりで、ドアを開け放って作業をする町工場もすっかり減ってしまった。
「今、モノづくりの現場は、距離的にも意識的にも、その当事者以外からはどんどん遠ざかり、モノづくりの尊さや面白さに触れる機会のないままに、『暗い・汚い・きつい』(3K)というイメージで製造業を敬遠する風潮も強くなってきました。浜野が子どものとき、モノづくりに感じた親しみやトキメキを今の子どもたちにも感じて欲しいという思いがずっとあったようなのです。私は異業種から転職してこの世界に入ってきたのですが、社長の浜野と同様、子どもたちにもっとモノづくりの世界を知ってもらいたい、モノづくりのエッセンスを体験してもらいたいと思いました」(本記事より引用)